福祉レクリエーション・
ワーカー

一人ひとりの生きがいづくりをサポートする

利用者や施設から
求められる専門ワーカー

対象者に適した「活動プランづくり」「活動のアレンジ」、1対1の場面での「コミュニケーション」などを通して、
ひとり一人の生きがいづくりを支援することができる指導者です。

専門資格

通信学習、スクーリング、現場実習等、150時間程度のカリキュラムで、
専門的な知識・技術を習得した者が認定される。
レク支援の技術を福祉の現場で活かす。

主な習得スキル
(習得できる知識と技術)

  • 一人ひとりの欲求やニーズ、状況などを把握する力
  • 個人の状況に合わせたレクリエーション支援プランを立てる力
  • レクリエーション支援プランを実行・評価する力
  • 個人の意欲を引き出すコミュニケーション能力
  • 個人と1対1の関わりを一人ひとりの触れ合い、支え合いへと広げる力
  • レクリエーション支援プランの達成に向けて他職種と連携を図る力

活躍フィールド
(オススメの職業・職域など)

  • 介護福祉士、社会福祉士
  • ケアマネージャー
  • ホームヘルパー
  • 理学療法士、作業療法士
  • 福祉施設等のリーダー
  • 生活相談員
  • 保育士、幼稚園教諭
  • ボランティア監督者

レクリエーションのスキルは、
こんなシーンで役立ちます。

現場の声

松尾 哲矢 氏

立教大学 コミュニティ福祉学部 教授/(公財)日本体育協会指導者育成専門委員会委員

松尾 哲矢 氏

スポーツ・レクリエーション指導者は、スポーツの次のステージを実現する最先端を担える人材です。
一層進む高齢者の急増に対応し、スポーツを通じた健康寿命延伸が重要な課題となっていますが、スポーツ・レクリエーション指導者の担うアウトリーチ型のスポーツ未実施者の参加促進と、楽しさと運動効果をベースとした継続へと促す動機付けの支援技術は、いままでにない新たな取組みと言え、その成果が期待されるところです。

順天堂大学 名誉教授

武井 正子 氏

今、超高齢社会にあって、一人ひとりの健康状態や体力、さらに生き方に見合った健康づくりのカリキュラムが求められています。
必要とされるのは、AIには託せない計画性や創造性、企画力、コニュニケーション能力、そしてやさしさや思いやりの心です。
スポーツ・レクリエーション指導者養成のカリキュラムは、まさにその目的にかなった内容で、例えば、運動嫌いの子を運動好きにする、運動に無関心な中高年を無理なく軽スポーツの場に誘い込むなどの事例に対応しながら、実践力を身につけていくことができます。


東京大学大学院 総合文化研究科教授 東京大学スポーツ先端科学 研究拠点・拠点長

石井 直方 氏

運動を行うのは単に健康のためではなく、人生を豊かな充実したものにするためです。そういう提示の仕方が重要ですし、また一方、せっかく体を動かすなら健康づくりのためにも効果的に行った方がよいでしょう。無理をして体を痛めてしまっては元も子もありません。
本来、人間は動く動物です。生物として運動に喜びを感じるようにできているはずなのに、成長の過程で運動嫌いになってしまっている方もいます。そういう人々も含め、多くの方々に運動の楽しさを発見してもらい、健康づくり、身体づくりに効果的な運動を楽しく身につけていただけるような指導のできる指導者は極めて重要です。

資格取得の流れ
(受講申込から合格までの流れ)

福祉レクリエーション・ワーカーは、最短1年程度で資格取得が可能です!
なお、福祉レクリエーション・ワーカーを取得するためには、原則としてレク・インストラクターまたはレク・インストラクターの学習過程をすべて修了している方が対象となります。

令和4年度は、新規受講受付は休止いたします。

チェック1養成講習会の受講申込み

受講申込書をダウンロードし、必要事項の記入、受講料納入の受領証や受取書等支払を証明する書類の写しを添付して下記までお送りください。なお、免除対象資格の履修者や資格保有者は、資格証の写し等も同封してください。

[送付先]
〒110-0016 東京都台東区台東1-1-14 D's VARIE(ディーズ ヴァリエ)秋葉原ビル7階
※2024年1月1日よりビル名改正(旧ビル名 ANTEX24ビル)
公益財団法人日本レクリエーション協会 RC受講申込担当

養成コースの申込は年間いつでも可能です。各月20日までの申込者を取りまとめ、翌月1日を開講日としてスタートできます。

学習期間は、開講日から3年経過した後の3月末日になります。
例)2022年6月15日申込→7月1日開講→2026年3月31日までが学習期間

受講対象者は、原則として、レク・インストラクターまたはレク・インストラクターの学習過程をすべて修了している方(資格申請時に満20歳以上)になります。

基礎資格の受講を修了している方や受講中の方も、追加レポートを提出していただくことで受講が可能になりますので、ご興味のある方は日本レクエーション協会までお問い合わせください。

受講料は、合計75,000円(税込)になります。(受講料には、テキスト代・通信費等が含まれています。)
<内訳>
通信教育受講料:50,000円/オンライン・スクーリング受講料:5,000円/福祉レク現場指導実習への参加費:20,000円

介護福祉士、保育士、看護師等の資格をお持ちの方は、通信教育のレポートの一部が免除されるとともに、
通信教育受講料が5,000円割引され、合計70,000円(税込)になります。

免除資格一覧
  • 介護福祉士
  • 社会福祉士
  • 保育士
  • 保健師
  • 看護師
  • ホームヘルパー1級
  • カウンセラー
  • 日赤救急員・救助員
  • 福祉系の大学、短期大学、専門学校を卒業した方

※保有資格によって、免除される科目数が異なります。

※准看護師やホームヘルパー2級は免除対象外です。

※福祉系の大学、短期大学、専門学校を卒業した方は、取得した学習単位に応じて免除される科目が異なります。
受講申込時に単位履修を証明する書類(成績証明書等)を添付してください。

受講料の振り込みについて

受講料は次のいずれかの方法で納入してください。
受講料の納入は、全額一括で前納とさせていただき、一旦納入された費用は返還いたしません。

郵便振替での納入
全国どこの郵便局からでも納入できます。※備え付けの振替用紙をお使い下さい。
通信欄に「福祉レク・ワーカー受講料として」と明記して下さい。

<振替先>
口座番号:00120-2-762834
口座名義:公益財団法人 日本レクリエーション協会
銀行からの納入
<振替先(1)>
銀行支店:みずほ銀行 九段支店
口座番号:普通預金 2248706
口座名義:公益財団法人 日本レクリエーション協会

<振替先(2)>
銀行支店:ゆうちょ銀行 〇一九 ( ゼロイチキュウ)店
口座番号:当座 0762834
口座名義:公益財団法人 日本レクリエーション協会
チェック2養成コースの受講

福祉レクリエーション・ワーカーの学習は、通信教育(レポート課題12回)とオンライン・スクーリング(1日2回)、福祉レク現場指導実習(5回)で構成されており、学習期間内にすべて受講する必要があります。

当協会が認定した大学・短大、専門学校に通う学生は、所定の科目を履修することで資格取得要件を満たせます。

レポート課題の内容
  1. 社会福祉特論
  2. 社会福祉援助技術論
  3. 社会福祉概論
  4. 健康科学論
  5. 福祉・医療に関する援助技術演習 I
  6. 福祉・医療に関する援助技術演習 II
  7. 福祉レクリエーション支援の理解、支援の実際
  8. 福祉レクリエーション支援の方法と理論的背景
  9. 福祉レクリエーション支援の総合計画、レクリエーション・サービスの活用
  10. 集団を介した個人支援のためのプログラム計画、支援の評価
  11. 信頼関係構築のためのコミュニケーションスキルと介入技術 I
  12. 介入技術 I、III とレクリエーション活動の選択とアレンジ
オンライン・スクーリングの内容(1月実施予定)
学習内容
ケアプランなどに沿ったレク支援の計画方法
レク活動を分析し対象者に合わせてアレンジする方法
レク支援を評価し、改善する方法 など

福祉レク現場指導実習先(予定)一覧

※ 2021年度の指導実習先一覧。随時更新していきます。

1山形県山形市グループホーム ソーレホーム西田
2宮城県仙台市萩の風デイサービスセンター
3茨城県取手市NPO法人PLSスマイルクラブ「ほほえみ」
4東京都世田谷区介護老人保健施設玉川すばる
5神奈川県横須賀市通所介護福祉サービスセンター
6神奈川県中郡二宮特別養護老人ホーム 二宮喜楽園
7静岡県浜松市介護老人保健施設 花平ケアセンター
8静岡県静岡市デイサービスゆひもや
9福井県坂井市デイサービスセンターカルミア春江
10大阪府大阪市ミード宮原デイサービス
11兵庫県美方郡香美町香住ふれ愛介護センター通所介護事業所「ほほえみ」
12広島県福山市のどか小規模多機能ホーム南蔵王
13愛媛県松山市松山特別養護老人ホーム
14愛媛県松山市デイホームふゅうちゃあ
15宮崎県宮崎市デイサービス ひばり
16鹿児島県鹿児島市デイサービスセンターまごころ
17沖縄県糸満市沖縄県糸満市社会福祉協議会
福祉レク現場指導実習 5日間(1回7時間程度 計35時間)

※ 現場での実習を行います。

学習内容
施設で行われる1日のスケジュールに合わせて実習をします。
5日間のうち、2日間を個別レク支援学習中心、2日間を集団レク支援学習を中心に学習をします。

〇個別レク支援学習
言語および非言語によるコミュニケーションの技術を含めた、1対1のレクリエーション支援を学習します。

〇集団レク支援学習
レクリエーション活動や言葉がけなどにより、対象や目的に合わせて行う集団レクリエーション支援を学習します。
チェック3資格認定審査
筆記試験および実技試験を行い、合否判定を行います。

資格認定審査会の詳しい日程については、試験日の3ヶ月前に 日本レクリエーション協会HP にて公示します。
チェック4資格の認定・登録申請
合格した方へ当協会の登録センターより、登録料の請求書を発行いたします。
チェック5資格の認定・登録
おめでとうございます!
これであなたも「福祉レクリエーション・ワーカー」です。
教育や福祉、スポーツ、地域づくりなどあなたが活躍できる場面はたくさんあります。

レクリエーション活動を活かした
「笑顔づくり」を始めてみませんか?

受講生の声

レクリエーションの技術をスキルアップするために
生まれたグループ

さくらドリームさん

福祉レクリエーション・ワーカーの学習を一緒に受講したことが縁で、グループを結成したさくらドリームの活動レポートをご紹介します。

詳しくはこちら

開催情報詳細は、こちらをご覧ください。

学習内容

福祉レクリエーション・ワーカーの学習内容の特徴をご紹介します。

利用者、家族との信頼関係を築く「コミュニケーションワーク」

相手と向き合い、気持ちを受け止め、信頼関係を築くことができるホスピタリティトレーニング、利用者の心と体をほぐし、安心感や一体感を生み出す雰囲気づくりの方法を学びます!

成功体験から得られる達成感の大きさ

楽しさや生きがいづくりを実現させる毎日の「レクリエーション計画、運営方法の学習」

利用者のニーズや想いを見つけ出すことができるアセスメントの方法や、アセスメントをもとに利用者の楽しさや生きがいづくりを支援できる計画、運営方法を学びます!

利用者にあったレクリエーション活動を提供できる「アレンジ技術」

利用者にあったプログラムを支援するために大切な利用者の理解、状況にあわせてプログラムを創作、工夫できる アレンジ技術を学びます!

「生活を彩る行事、イベントの企画、運営方法」

社会資源を活用し、誰もが楽しめる行事やイベントの企画、運営方法、誰もが安心、安全に楽しめるような安全管理について学びます!

学習カリキュラム

福祉レクリエーションに関する専門的知識・援助技術(38時間:レポート課題6回+スクーリング1回(2日間))
科目科目内容
福祉レクリエーション
支援の理解
7.福祉レクリエーション支援の理解、支援の実際
8.福祉レクリエーション支援の方法と理論的背景
福祉レクリエーション
支援の計画
9.福祉レクリエーション支援の総合計画、レクリエーション・サービスの活用
10.集団を介した個人支援のためのプログラム計画、支援の評価
福祉レクリエーション
支援の介入技術
11.信頼関係構築のためのコミュニケーションスキルと介入技術1
12.介入技術2・3とレクリエーション活動の選択とアレンジ・創作
福祉レクリエーション総合学習(62時間:現場見学2回 福祉レク現場指導実習4回)

福祉施設での現場見学を2回、福祉レク現場指導実習4回として学習

福祉施設での現場見学を2回、福祉レク現場指導実習4回として学習
社会福祉および隣接領域に関する基礎知識・援助技術(50時間:レポート課題6回)

※この学習部分は、保有資格によって免除されます!

支援対象者の理解1.社会福祉特論高齢者や障がい者の取り巻く生活や福祉環境などについて
2.社会福祉援助技術論社会福祉援助技術の原則と理論体系について
支援対象者の理解3.社会福祉概論社会福祉の概論と関連する法制度などについて
4.健康科学論疾病や障がいの理解と保険・医療体制について
5.6.福祉・医療に関する援助技術演習(2科目)<指定科目>
a. リハビリテーションの一般知識
b. 介護技術の基礎
<免除科目>
c. カウンセリング
d. 保育指導法
e. 救急法

テキスト

なぜこの人にこの支援を行うのか、福祉レク支援の根拠となる理論や支援の考え方を、イラストや現場の事例を豊富に活用して解説。
明確な理由と目的をもって支援を行い、説明責任を果たせる福祉レクリエーション・ワーカーの必読書です。

① 楽しさの追求を支える理論と支援の方法購入はこちら
② 楽しさの追求を支えるサービスの企画と実施購入はこちら
③ 楽しさの追求を支えるための介入技術購入はこちら
レクリエーション・コーディネーター養成テキスト

費用

  • 養成コースの受講料は、75,000円(税込)になります。受講料には、テキスト代金・通信費等が含まれています。(内訳:通信教育受講料45,000円、オンライン・スクーリング受講料5,000円、福祉レク現場指導実習参加費20,000円)
  • 介護福祉士、保育士、看護師等の資格をお持ちの方は、レポートの一部が免除されるとともに、通信教育受講料が5,000円割引され、70,000円(税込)になります。

    免除資格一覧はこちら

  • 福祉レクリエーション・ワーカー資格の登録料は、26,000円(税別)です。
  • 資格の有効期限は、合格年月日から2年経過後の6月末日までであり、2年ごとに登録更新料として16,000円(税別)をお支払いいただきます。
  • 複数資格をお持ちの方など、登録料についての詳細はこちらをご覧ください。