スポーツを活用したレクリエーション活動を通じて、運動に親しんでいない人たちを含め、だれもがスポーツ・レクリエーションを継続的に楽しめる場をクリエイトする指導者です。
習得できる知識と技術
- 運動効果を、科学的な知見にもとづき、わかりやすく解説する力
- 運動やスポーツに無関心な人の参加を促す力
- 「健康でいたい」という意識を刺激して、運動やスポーツへの関心を誘う力
- 楽しさと運動効果で、運動やスポーツを持続する意欲を高める力
- 個人の変化、全体の変化を客観的な数値で示す力
活躍フィールド
行政や民間組織の職員
スポーツ指導者
総合型スポーツクラブ関係者
保育士、幼稚園教諭
小、中学校教諭
スポーツボランティア
有識者のコメント
- 立教大学 コミュニティ福祉学部 教授/(公財)日本体育協会指導者育成専門委員会委員
松尾 哲矢 氏
スポーツ・レクリエーション指導者は、スポーツの次のステージを実現する最先端を担える人材です。
一層進む高齢者の急増に対応し、スポーツを通じた健康寿命延伸が重要な課題となっていますが、スポーツ・レクリエーション指導者の担うアウトリーチ型のスポーツ未実施者の参加促進と、楽しさと運動効果をベースとした継続へと促す動機付けの支援技術は、いままでにない新たな取組みと言え、その成果が期待されるところです。
- 順天堂大学 名誉教授
武井 正子 氏
今、超高齢社会にあって、一人ひとりの健康状態や体力、さらに生き方に見合った健康づくりのカリキュラムが求められています。
必要とされるのは、AIには託せない計画性や創造性、企画力、コニュニケーション能力、そしてやさしさや思いやりの心です。
スポーツ・レクリエーション指導者養成のカリキュラムは、まさにその目的にかなった内容で、例えば、運動嫌いの子を運動好きにする、運動に無関心な中高年を無理なく軽スポーツの場に誘い込むなどの事例に対応しながら、実践力を身につけていくことができます。
- 東京大学大学院 総合文化研究科教授 東京大学スポーツ先端科学 研究拠点・拠点長
石井 直方 氏
運動を行うのは単に健康のためではなく、人生を豊かな充実したものにするためです。そういう提示の仕方が重要ですし、また一方、せっかく体を動かすなら健康づくりのためにも効果的に行った方がよいでしょう。無理をして体を痛めてしまっては元も子もありません。
本来、人間は動く動物です。生物として運動に喜びを感じるようにできているはずなのに、成長の過程で運動嫌いになってしまっている方もいます。そういう人々も含め、多くの方々に運動の楽しさを発見してもらい、健康づくり、身体づくりに効果的な運動を楽しく身につけていただけるような指導のできる指導者は極めて重要です。
資格取得までのスケジュール
スポーツ・レクリエーション指導者資格の学習時間は、60時間となっており、最短3ヶ月~1年程度で資格取得が可能です!
なお、レクリエーション・インストラクターを保有している方は、12時間の補講講習会を受講いただくことで、スポーツ・レクリエーション指導者も保有できるようになります。
養成講習会の受講申込み
令和2年度の養成講習会は、福島県・東京都・新潟県・長野県・福井県のレクリエーション協会での開催を予定しております。
受講申込みの方法等、詳しくは開催地の都道府県レクリエーション協会までお問い合わせください。
※令和2年7月現在の情報となります。今後、新型コロナウイルス感染症等の影響により、延期や中止になる可能性があります。※令和2年度の補講講習会は、新型コロナウイルス感染症等の影響により中止となりました。なお、次年度につきましては、現在検討中です。
養成講習会の受講
都道府県レクリエーション協会によって、養成講習会の開催時期や費用が異なります。また、保有資格によって受講が免除される科目(最大7.5時間分)もあります。
詳しくは、開催地の都道府県レクリエーション協会までお問い合わせください。当協会が認定した大学・短大、専門学校に通う学生は、所定の科目を履修することで資格取得要件を満たせます。
レクリエーション・インストラクター資格保有者を対象とした補講講習会の受講料は5,000円(税込)になります。詳しくは、開催地の都道府県レクリエーション協会までお問い合わせください。
資格認定審査
開催地の都道府県レクリエーション協会によって、筆記・実技・活動レポート等、審査内容は異なります。
詳しくは、開催地の都道府県レクリエーション協会までお問い合わせください。レクリエーション・インストラクター資格保有者を対象とした補講講習会については、試験等はありません。
資格の認定・登録申請
当協会の登録センターより、登録料の請求書を発行いたします。
資格の認定・登録
おめでとうございます!
これであなたも「スポーツ・レクリエーション指導者」です。
教育や福祉、スポーツ、地域づくりなどあなたが活躍できる場面はたくさんあります。