対象者に適した「活動プランづくり」「活動のアレンジ」、1対1の場面での「コミュニケーション」などを通して、ひとり一人の生きがいづくりを支援することができる指導者です。
習得できる知識と技術
- 継続して展開していく力
- 個人の状況に合わせたレクリエーション支援プランを立てる力
- レクリエーション支援プランを実行・評価する力
- 個人の意欲を引き出すコミュニケーション力
- 個人との1対1の関わりを、ひとり一人のふれあい、支え合いへと広げる力
- レクリエーション支援プランの達成に向けて他職種と連携を図る力
活躍フィールド
介護福祉士、社会福祉士
ケアマネージャー
ホームヘルパー
理学療法士、作業療法士
福祉施設等のリーダー
生活相談員
保育士、幼稚園教諭
ボランティア監督者
資格取得までのスケジュール
福祉レクリエーション・ワーカーは、最短1年程度で資格取得が可能です!
なお、福祉レクリエーション・ワーカーを取得するためには、原則として基礎資格を保有している方が対象となります。
養成コースの受講申込み
受講申込書をダウンロードし、必要事項の記入、受講料納入の受領証や受取書等支払を証明する書類の写しを添付して下記までお送りください。なお、免除対象資格の履修者や資格保有者は、資格証の写し等も同封してください。
[送付先]〒110-0016 東京都台東区台東1-1-14 ANTEX24ビル7階
公益財団法人日本レクリエーション協会 RW受講申込担当養成コースの申込は年間いつでも可能です。各月20日までの申込者を取りまとめ、翌月1日を開講日としてスタートできます。
学習期間は、開講日から2年経過した後の3月末日になります。
例)2019年6月15日申込→7月1日開講→2022年3月31日までが学習期間受講対象者は、原則として、レクリエーション・インストラクター、スポーツ・レクリエーション指導者、レクリエーション・コーディネーターを保有している方(資格申請時に満20歳以上)になります。
基礎資格の受講を修了している方や受講中の方も、追加レポートを提出していただくことで受講が可能になりますので、ご興味のある方は日本レクエーション協会までお問い合わせください。
受講料は、50,000円(税込)になります。受講料には、テキスト・課題集・添削費・通信費・消費税相当額等が含まれています。
なお、講習会、福祉レク現場指導実習の参加費は別途必要になります(講習会5,000円、福祉レク現場指導実習20,000円)介護福祉士、保育士、看護師等の資格をお持ちの方は、レポートの一部が免除されるとともに、受講料が5,000円割引され、45,000円になります。
免除資格一覧
- 介護福祉士
- 社会福祉士
- 保育士
- 保健師
- 看護師
- ホームヘルパー1級
- カウンセラー
- 日赤救急員・救助員
- 福祉系の大学、短期大学、専門学校を卒業した方
保有資格によって、免除される科目数が異なります。
准看護師やホームヘルパー2級は免除対象外です。
福祉系の大学、短期大学、専門学校を卒業した方は、取得した学習単位に応じて免除される科目が異なります。受講申込時に単位履修を証明する書類(成績証明書等)を添付してください。
養成コースの受講
福祉レクリエーション・ワーカーの学習は、通信教育(レポート課題12回)とスクーリング(集合学習1回)、現場見学(2回)、福祉レク現場指導実習(4回)で構成されており、学習期間内にすべて受講する必要があります。
当協会が認定した大学・短大、専門学校に通う学生は、所定の科目を履修することで資格取得要件を満たせます。
レポート課題の内容
- 社会福祉特論
- 社会福祉援助技術論
- 社会福祉概論
- 健康科学論
- 福祉・医療に関する援助技術演習Ⅰ
- 福祉・医療に関する援助技術演習Ⅱ
- 福祉レクリエーション支援の理解、支援の実際
- 福祉レクリエーション支援の方法と理論的背景
- 福祉レクリエーション支援の総合計画、レクリエーション・サービスの活用
- 集団を介した個人支援のためのプログラム計画、支援の評価
- 信頼関係構築のためのコミュニケーションスキルと介入技術Ⅰ
- 介入技術Ⅱ、Ⅲとレクリエーション活動の選択とアレンジ
スクーリング(集合学習)の内容
- 学習内容
福祉レクリエーションのプログラミング
福祉レクリエーションの介入技術、アレンジ法
プログラム計画の立案、ロールプレイ
2019年度のスクーリングは東京と大阪で開催します。
- 大阪会場
- 2019年8月10日(土)~11日(日)
会場:キリスト教ミード社会館(阪急十三駅、JR塚本駅) - 東京会場
- 2019年8月3日(土)~4日(日)
会場:昭和女子大学(東急田園都市線「三軒茶屋」駅徒歩7分)
現場見学 2回(1回2時間程度)
※福祉レク現場指導実習先で行います。- 学習内容
- 福祉レク現場指導実習先の施設概要把握(利用者の様子、1日の施設のスケジュール)
- 施設見学
- 福祉レクリエーション・ワーカーの学習ポイント確認
- 個別レクを行う利用者のアセスメント情報確認
福祉レク現場指導実習 4日間(1回7時間程度 計28時間)
※現場での実習を行います。- 学習内容
- 施設で行われる1日のスケジュールに合わせて実習をします。
4日間のうち、2日間を個別レク支援学習中心、2日間を集団レク支援学習を中心に学習をします。 - 〇個別レク支援学習
言語および非言語によるコミュニケーションの技術を含めた、1対1のレクリエーション支援を学習します。 - 〇集団レク支援学習
レクリエーション活動や言葉がけなどにより、対象や目的に合わせて行う集団レクリエーション支援を学習します。
資格認定審査
筆記試験および実技試験を行い、合否判定を行います。
2019年度の資格認定審査会の詳しい日程については、試験日の3ヶ月前に日本レクリエーション協会HPにて公示します。
資格の認定・登録申請
合格した方へ当協会の登録センターより、登録料の請求書を発行いたします。
資格の認定・登録
おめでとうございます!
これであなたも「福祉レクリエーション・ワーカー」です。
教育や福祉、スポーツ、地域づくりなどあなたが活躍できる場面はたくさんあります。