ゲームや歌、集団遊び、スポーツといったアクティビティを効果的に活用し、「集団をリードする」「コミュニケーションを促進する」「楽しい空間をつくる」といった、対象者や目的に合わせてレクリエーション活動を企画・展開できる指導者です。
この資格は、都道府県レクリエーション協会の開講するレクリエーション・インストラクター養成講座を受講していただき、登録をすると資格が取得できます。
養成講座は、60時間の学習(理論学習・実技学習・現場実習)をしていただきます。
※理論学習は通信講座「レクリエーション通信講座」で受講することも可能です。
レクリエーション通信講座
習得できる知識と技術
- 集団をリードし、一体感を生み出し、楽しい時間を演出する力
- 個人や集団のコミュニケーションを促進する力
- 対象者や支援の目的に合わせたプログラムを企画・展開する力
- 既存のレクリエーション活動を、その方にあったものへとアレンジする力
- 個人の主体性や協調性を引き出す力
- 福祉施設や保育、学校教育など、現場に応じてレクリエーション活動を企画・運営する力
活躍フィールド
介護福祉士、社会福祉士
保育士、幼稚園教諭
ケアマネージャー
小、中学校教諭
ホームヘルパー
スポーツ指導者
社会福祉施設職員
ボランティア
現場の声
- 市立御前崎総合病院 診療技術部長・リハビリセンター長、通所リハビリ はまおか所長の
秦野 吉徳 氏
高齢者施設では、生活支援だけでなく、生活機能の向上や活動参加面への改善が強く求められています。そのため職員には、身体機能面だけでなく、生き生きと楽しく生活がおくれるよう精神面へのサポートができる人材が必要です。レクリエーションは、人と人とが心を通わせるための重要な役割を担っています。ぜひこの資格でレクリエーションの知識を身につけ高齢者を元気にしていただきたいと願っています。
- 比治山大学短期大学付属幼稚園長を務め、現在はエリザベト音楽大学 音楽文化学科 教授の
柿本 因子 氏
現場では、レクリエーションを学習した人材を求めています。幼稚園生活の中で、子供が体験する「遊び」は「学び」へと繋がっていきます。
レクリエーション資格を取得した人は、遊びを通して「学び」の習慣が身につけさせてくれます。幼稚園は、多様な「遊び」が展開できる、豊かな感性を持つ先生を求めています。
- 志木市教育委員会学校教育理事(教育次長)公立小学校長を務め、現在は共栄大学 教育学部 教授の
金山 康博 氏
小学校児童の発達段階には、「遊び」がとても大切です。教員の中に、教育を意識した遊びを取り入れていくことができる人材がいることは、学校教育活動には有効です。子どもたちを楽しませながら学ばせていける教員を採用時に見出すことは至難の業です。そこにレクリエーション資格を持っている人材が現れたら、校長(=教員採用試験官)は見逃さすに注目しています。
教師には、「遊・学・教」が必要です。3文字の共通しているのは、子どもの「子」が含まれていることと、レクリエーション指導ができる人材が教職の適材だと言えることです。
資格取得までのスケジュール
レクリエーション・インストラクター資格の学習時間は、60時間となっており、最短3ヶ月~1年程度で資格取得が可能です!
養成講習会の受講申込み
養成講習会は、全国の都道府県レクリエーション協会で行われています。
受講申込みの方法等、詳しくはお近くの都道府県レクリエーション協会までお問い合わせください。養成講習会の受講
都道府県レクリエーション協会によって、養成講習会の開催時期や費用が異なります。 また、保有資格によって受講が免除される科目(最大7.5時間分)もあります。
詳しくは、お近くの都道府県レクリエーション協会までお問い合わせください。当協会が認定した大学・短大、専門学校に通う学生は、所定の科目を履修することで資格取得要件を満たせます。
資格認定審査
都道府県レクリエーション協会によって、筆記・実技・活動レポート等、審査内容は異なります。
詳しくは、お近くの都道府県レクリエーション協会までお問い合わせください。資格の認定・登録申請
当協会の登録センターより、登録料の請求書を発行いたします。
資格の認定・登録
おめでとうございます!
これであなたも「レクリエーション・インストラクター」です。
教育や福祉、スポーツ、地域づくりなどあなたが活躍できる場面はたくさんあります。